level-05 文法入門33 (音楽と音の効果)
lesson1
~のでしょうか
~のでしょうか は英語で次のように表現できます。
How about: ~はどうですか?
May I: ~してもいいですか?
How would you like to: ~してみてはいかがでしょうか?
Would it be possible to: ~していただけますか?
「How about」は、相手に提案したり、一緒に何かをしようと誘ったりするときに使われます。自分の考えを押し付けるのではなく、「自分の考えを伝えたうえで相手の考えを知りたい」といったニュアンスを表現できます。
「May I」は、「〜してもいいですか?」という許可を求める意味のフレーズです。文脈によっては、日本語の「〜してもよろしいでしょうか?」「〜させていただいてもよろしいでしょうか?」に近い丁寧な表現です。
「How would you like to」は、丁寧なニュアンスを含んだ英語表現です。相手を選ばないので、万能なフレーズと言えます。
「Would it be possible to」は、~していただけますか?/~していただくことは可能でしょうか?という意味です。
明日、どこに集まるんですか → 明日、どこに集まるのでしょうか。
何を持って行けばいいんですか → 何を持って行けばいいのでしょうか。
どんなホテルに泊まるんですか → どんなホテルに泊まるのでしょうか。
lesson2
~のだろうか
「~だろうか」は英語で「I wonder if ~ / maybe」などと表現できます。
「~かどうか」は「if」と「whether」の2つのパターンがありますが、文頭で使用できるのは「whether」のみです。「or not」を伴えるのも「whether」のみです。
「wonder」は「主語が~かどうか疑問に思う」という意味です。たとえば、「I wondered if her story was true」は「彼女の話は本当かなと思った」という意味になります。
どうしてラーメンを食べるとき、音を出すんですか。
→ どうしてラーメンを食べるとき、音を出すのだろうか。
どうしてお寺と神社とどちらも行くんですか。
→ どうしてお寺と神社とどちらも行くのだろうか。
どうやって電車の中で立ちながら寝るんですか。
→ どうやって電車の中で立ちながら寝るのだろうか。
lesson3
~でしょうか vs ~のでしょうか
「~でしょうか」は英語で「Would you happen to~?」と表現できます。これは、相手の都合などを尋ねる際によく使われる丁寧な表現です。
また、「~してみてはいかがでしょうか?」や「どうでしょうか?」は「How would you like to~?」と表現できます。これは、丁寧なニュアンスを含んだ表現です。
「~してもいいですか?」は、次のような表現で表現できます。
May I~?
Can I~?
Could I~?
Would you mind if I~?
Is it alright if I~?
Is it okay if I~?
Would it be all right if~?
「~していただけますか?」は「Would it be possible to~?」と表現できます。
~のでしょうか は英語で次のように表現できます。
How about: ~はどうですか?
May I: ~してもいいですか?
How would you like to: ~してみてはいかがでしょうか?
Would it be possible to: ~していただけますか?
「How about」は、相手に提案したり、一緒に何かをしようと誘ったりするときに使われます。自分の考えを押し付けるのではなく、「自分の考えを伝えたうえで相手の考えを知りたい」といったニュアンスを表現できます。
「May I」は、「〜してもいいですか?」という許可を求める意味のフレーズです。文脈によっては、日本語の「〜してもよろしいでしょうか?」「〜させていただいてもよろしいでしょうか?」に近い丁寧な表現です。
「How would you like to」は、丁寧なニュアンスを含んだ英語表現です。相手を選ばないので、万能なフレーズと言えます。
「Would it be possible to」は、~していただけますか?/~していただくことは可能でしょうか?という意味です。
ポイント
似ている表現で「~でしょうか」「~だろうか」があるが、
すこしニュアンスが違ってくる。
★ ~ですか/~ますか → ~だろうか / ~でしょうか
★ ~んですか → ~のだろうか / ~のでしょうか
と考えると理解しやすい。
彼は大学に合格できますか → 彼は大学に合格できるでしょうか。(合格できるかどうかわからない)
彼は大学に合格できるんですか → 彼は大学に合格できるのでしょうか。(心配な気持ち)
また、「~のでしょうか」「~のだろうか」は疑問詞とともに使えるが、
「~でしょうか」「~だろうか」を使うと変な感じがする場合もあります。
暗い顔をして彼は どうしたのでしょうか?
暗い顔をして彼は どうしたでしょうか? (変な感じ…)
大学のときの親友の彼はどうしたのでしょうか。
大学のときの親友の彼はどうしたでしょうか。(疑問詞がないので大丈夫!)
練習
例 この仕事は(いつ終わるのでしょうか)。
① どうして 彼は最近( )。
② なぜ 彼女は誰にも言わずに( )。
③ どうして人間は( )。
④ この問題は( )。
⑤ パスポートをなくしたら( )。
⑥ どうやって( )。
⑦ だれが( )。
⑧ いつ( )。
⑨ いくらあれば( )。
⑩ どのくらい勉強すれば( )。
lesson4
~ないわけがない
「~ないわけがない」は英語で次のように表現できます。
There's no way: 「~なはずがない」とAが言っていることを否定するような言い回しです。
Can't not: 文法的には誤りですが、口語では使われる表現です。
It can't be that
たとえば、「時間が無いわけないよね」は英語で「There's no way that you have no time」と表現できます。
「~わけがないは話し手が確信して「~ではない」と言うときに使う。
・彼が来るわけがない(話者は彼が絶対に来ないと思っている)
・こんな料理おいしいわけがない(話者はおいしくないと思っている)
・髪も金色だし、目も青いし、日本人のわけがない。(話者はその人が日本人ではないと思っている)
・こんな難しい問題、できるわけがない。(話者は問題が難しいからできないと思っている)「~ないわけがない」は「~ない」が二つあるので、「必ず~だ」という強い確信を表す。
・彼が参加しないわけがない。(話者は彼が必ず参加すると思っている)
・彼女に頼まれたら、しないわけがない(話者は必ずすると言っている)
練習
例 この世界にお化けがいるわけがない。
① 田中さんはいつも遅刻するので( )。
② タイ人のタワポンさんが( )。
③ 料理が下手な山田さんが作った( )。
④ 30年も彼女がいない田中さんが( )。
⑤ ( )ので、明日は雨のわけがない。
⑥ ( )、そんなに安いわけがない。
⑦ ( )、彼が参加するわけがない。
⑧ ( )、彼女がいないわけがない。
⑨ ( )、英語が話せないわけがない。
⑩ ( )、失敗するわけがない。
lesson5
こそ(強調)
英語で「こそ」を強調するには、強調構文「It is … that ~」を使用します。強調したい単語の前に「It is」を置き、単語の後に「that」または「who」を置きます。
「だからこそ」という意味の英語には、次のものがあります。
all the more reason
therefore
hence
また、「だからこそ」と強調し説得力を高めるには、「just because」という表現も使用できます。
「まさに」と強調する英語には、次のものがあります。
exactly
in fact
This is just what ...
名詞を強調したい場合は、「very」を使用します。名詞の前において「まさに~」のように名詞を強調します。
明日 プロポーズをします。
明日こそプロポーズをします。犬は私の友達です。
犬こそ私の友達です。独身の男性に使ってほしいです。
独身の男性(に)こそ使ってほしいです。
lesson6
ことこそ
「ことこそ」は英語で「think the real miracle is not to ~, but to」と表現できます。
また、英語では「こそ」を強調する際に、「It is … that ~」という強調構文を使用します。強調したい単語の前に「It is」を置き、その単語の後に「that」を置きます(人の場合は「who」でも可)。
地震が起きた時、慌てないことこそ大事だ。
試験に合格したいなら、毎日勉強することこそ重要だ。
練習
例 次こそ 大学に合格します。
① ( )こそ 私がずっと大切にしているものだ。
② ( )こそ 日本を代表する食べ物だ。
③ ( )こそ すばらしい 作曲家だ。
④ ( )こそ 世界で知られている日本のアニメだ。
⑤ ( )こそ 一番面白いスポーツだ。
⑥ ( )こそ 私の国の代表的な物だ。
⑦ ( )ことこそ 悪いことはない。
⑧ ( )ことこそ 人生で大切なことだ。
⑨ ( )ことこそ 勉強で大切なことだ。
⑩ ( )ことこそ 健康な生活に必要なことだ。
lesson7
より
よりおいしくなった
(前よりもっと)おいしくなった。より忙しくなった。
(前よりもっと)忙しくなった。より便利になった
(前よりもっと)便利になった。
練習
例 あのスーパーはリニューアルされて、より商品が探しやすくなった。
① 新しい技術を取り入れたので、このシステムアは( )。
② この料理は 塩を少し入れると( )。
③ この公園は( )、より多くに人が訪れる。
④ このカメラはこのボタンを押すと( )。
⑤ 彼女は髪を切って( )。
⑥ 新しい線路が作られて、( )。
⑦ ( )から、より彼のことがわかるようになった。
⑧ ( )てから、より家族との時間を大切にするようになった。
⑨ ( )て、より健康に気をつけるようになった。
⑩ ( )から、おいしくなった。
lesson8
~という(具体例・定義など)
「~という」は英語で次のように表現できます。called/named、that means、referred、thing、with。
また、「~という」は「that」または「about」に当たることもあります。たとえば、「英語が話せるという自信を持つことはとても大切です」は英語で「Being confident about your ability to master English is very important」と表現できます。
「~には…という意味がある」は英語で「~ is meaningful in that...」のように表現できます。
メールという方法で連絡をします。
Lineという連絡方法がよく使われています。毎日テストするのは大変だという意見がある。
毎日テストするのは役に立つという意見があった。
毎日テストをしたくないという意見もありました。
lesson9
~という(話して、聞き手が知らない)
山本先生という先生が、3年前にいました。(私:知っている / みんな:知らない)
鎌倉という町を知っていますか。 (私:知っている / みんな:知っている or 知らない)
さっき、リムさんという人から電話があった。(私:知らない / みんな:知っている or 知らない)ポイント
「~という」はいろいろなケースがある。
A: 田中さんという人から電話ですよ。(Aさんは田中さんを知らない)
B: あっ、田中さんですね。(Bさんは田中さんを知っている)
B: 田中さん?だれだろう?(Bさんも田中さんを知らない)A: 今度「我が家」という店でパーティーをします。(AさんはBさんが知らないと思っている)
B: 「我が家」?どんな店ですか? (Bさんは知らない)
B: ああ「我が家」ですね。わかりました。(Bさんも知っている)A: Bさん、田中さんから電話ですよ。(Aさんは田中さんを知っている)
B: ああ、ありがとうございます。(Bさんも田中さんを知っている)